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4月 30, 2008

グラントの書き方2

カテゴリー english, research — daichann @ 8:28 pm
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このブログは、バイオメディカルの研究に関連することを中心に書こうと思っていたのに、滅多に研究の話はでてきませんね(苦笑)

というわけで、アメリカで研究されている方はこのサイトをみて、グラントを書きましょう。

日本の科研申請は、ぺらぺらの書類で楽勝だといっている方も、たまにはこういうのを見ると勉強になるのかもしれませんよ(えらそうなこといってすみません)

Art of Speaking “How to write a grant proposals

http://www.artofspeakingscience.com/2008/04/28/how-to-write-a-grant-proposal/

過去ログ

Grant writing (10/4/2007)

4月 17, 2008

ものづくりの復権はバイオの職人育成につながるか

カテゴリー life, news, research — daichann @ 10:03 pm
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日経ビジネスのオンライン版NBonlineの記事に、「”勝ち組”以外のキャリア教育」という連載記事があります。この記事で、山形県長井市にある長井工業高校の再生と地元企業、町とのつながりを紹介しており、感銘を受けました。NBonlineは日本のメディアにしては良質の読み応えのある記事をオンラインでも無料提供しているので、お気に入りのサイトとしてたいて目を通しています。

さて、いわゆる工業というとどうしても機械、土木などハードなイメージがあり、実際に大方そのように考えても間違いはないでしょう。たとえ、”化学”が含まれていても実際は化学プラントとかといった、ハードのイメージで試験管をイメージしないでしょう。大学の化学というと、研究室イコール白衣を着て試験管を片手に、というイメージになりますが(あくまで、一般的なイメージ像の話なので、あまり細かい突っ込み話でお願いします)。

しかし、バイオというとどうでしょうか。確かに、大規模生産をするものも多くあり、工業的なものもありますが、企業といえども研究机(ベンチ)が、主な作業場になるかと思います。何をいいたいかというと、工業はエンジニアの業種であり、バイオも工学的な分野(遺伝子工学、微生物工学、動物工学、植物工学うんぬん)は存在するので、バイオ専門の工業高校があってもいいと思いますが、実際は聞いたことがありません。専門学校でバイオ系がある話は聞いたことありますが。比較的新しい分野であるIT(情報)であっても、情報工学などとと多くの工業高校で教えられています。

なぜ、バイオがないのか?

正直、そういう人材は大学内でも必要です。いわゆるテクニシャンですが、一般的な実験を再現よくできる人材はどこでも必要とされていることでしょう(雇えるだけのグラント(お金)さえ持っていれば)。医学系の研究室だと、実験が得意な人が正直少ないです。偏見もありますが、アメリカ人はすぐに人を使いたがって自分で極めようという人は、日本人の研究者と比べて、少ない気がします。だから、日本人研究者は重宝されるのですが、自分がテクニシャンのように扱われていたら、それはそれで問題です。

話がそれましたが、工業高校で、バイオ専門職人を育てられないのは、一つにはお金がかかることがあげられます。一つの高校の一学科に数百数千万のお金を投資できないでしょうし、他の学科とのバランスもあることでしょう。次に考えられる要因は、バイオ産業が未だ発展途上ということがあげられます。まだまだ、高学歴者の特権領域のような気がしますし、日本のバイオベンチャーは未だ散々です。医療、畜産、農業、環境、クリーンエネルギーなど、バイオの活躍できる分野は数多くあるのですが、世論は遺伝子工学(遺伝子組み換え作物、クローン牛など)にたいするネガティブなイメージが先行し、畜産や農業では産業化できる環境が整っていない状態が続いています。医療は、まだ検査領域にはだいぶ浸透してきましたが、治療現場ではまだまだ化学薬に追いついていません。そして、まだまだ大卒以上の人を採用することが主流で、高卒者に対する募集が少ないということでしょう。でもこの問題は、卵が先か鶏が先かの問題で、工業高校を作らなければ、普通高校を卒業した人では全く使い物にならない(採用云々以前の問題)からです。

もう少しこの分野が成熟したら、工業高校でも人材を育てられるだけの予算をあてられ、バイオ企業などに就職する道がつながると、期待します。今は、まだまだ時期早々なのでしょうね。でも、日本も早くバイオにももっと真剣に政策決定すべきだと思います。今はうわべだけの盛り上がりで、実が乏しいのが現状ではないでしょうか。将来の高度化した社会では、いずれ後進の国々に追いつかれることにもなりません。例えば、シンガポールのような小国に。(注、この国はバイオ産業を国の将来にかけていて、莫大な投資と人材を世界中から惹き付けています)

日本は、産業発展への長期目標として何か具体的に設定しているのでしょうか。現在の政治は、目を覆うばかりです。

1月 23, 2008

1,000人ゲノム解析プロジェクトが開始

カテゴリー research — daichann @ 1:38 am
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本日、国際研究コンソーシアムで “1,000 Genomes Project”というものを、開始したというアナウンスが米NIHからありました。趣旨は、”Major Sequencing Effort Will Produce the Most Detailed Map of Human Genetic Variation to Support Disease Studies“。つまり、クスリの効き方に個人差があったりするのは遺伝子の配列がわずかに異なるためにおこることがあるが、具体的にどこが違うとクスリの効果が変わるのかはほとんどわからない、そのために大規模な(多数の)ヒトのゲノム解析をおこない、多様性を地図にしよう(マッピング)というのが主な目的のようです。

そして、気になったのが日本の研究機関の名前がないのです。前回のヒトゲノムプロジェクトのときは、日本の貢献もありましたが、今回は蚊帳の外です。そのかわり、中国が入っています。今回のプロジェクトは、お金のかかる力仕事であるので、体力のあるところが中心になっているのはわかりますが、日本が入っていないのは将来的な競争力の低下を示唆しているのではないだろうか。実際、これほどの解析をできる機関が日本には存在しないのかもしれません。

iPS万能細胞が日本中で騒いでいますが、科学というものは短距離競走ではありません。ゲノムプロジェクトが終わったから、もうDNAの時代が終わりタンパクの時代だといって、タンパク3000プロジェクトを安易に立ち上げ、大量の税金を無駄に使っただけに終わった、そんな短絡的な政策を日本が続けているうちに、世界はそれぞれのプロジェクトを今回のように大きく発展させようとしているのです。

今回のプロジェクトの主なスポンサーは、Wellcome Sanger Institute (英), Beijing Genomics Institute (中), National Human Genome Research Institute (NIH, 米)で、全米の大学機関、英・欧研究機関、中国研究機関が解析をおこないます。

日本単独では、もちろん大きなプロジェクトをおこなうことはできません。iPSをオールジャパンでやろうと言っていますが、裏返せば他の国とは簡単には共同研究はやらないよ、と言っているようなものです。アメリカのように共同研究に長けているところが結局は優位に立つような気がしてなりません。それに、利権争いが始まり、醜い争いに発展しかねません。また、iPSを使うには、山中氏との共同研究が前提になっています。これは、実際には細胞をあげただけで内容には関わっていないのに、論文出すときに名前を入れろということでしょうか?そうだとしたら、悲しいことです。

情報源

NIH News International Consortium Announces the 1000 Genomes Project

1000 Genomes http://www.1000genomes.org/

タンパク3000プロジェクト http://mext-life.jp/protein/

12月 1, 2007

がん遺伝子治療

カテゴリー research — daichann @ 11:28 pm
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遺伝子治療と聞くと、どういうことを想像しますか。

おそらく、遺伝子欠陥のある病気(疾患)に対して、 それを補う(置換する)という方法が狭義でいう遺伝子治療なのかもしれません。

しかし、わたし(たち)のアプローチは、遺伝子疾患に対してでなくガンに対する遺伝子治療の可能性を研究しています。ガンに対する遺伝子治療?! たしかに、がんを遺伝子治療する考えには、普通の考えでは無理があります。しかし、ガンは元々遺伝子の変異の蓄積によって発生するという最近の知見に基づくと、遺伝子治療をおこうなうというという意味ではなんら間違った言い方ではないと思います。ただ、その方法は異なります。疾患性遺伝子治療は、遺伝子を”補う”ことが基本になります。それに対して、ガン遺伝子治療ではその細胞を”殺す”ことが基本です。

我々のおこなっている方法は、ウイルスを改変したものを用いています。通常、人に感染するウイルスは、人間にとって危険なもので排除されるべき異物ですが、遺伝子治療用に改変されたウイルスは、正常な細胞では増殖せずがん細胞のみ増殖して、感染した細胞を最終的に殺してしまいます。これは、化学療法と同じく抗がん剤としての作用をもち、さらにがん細胞に次々に感染していき最終的に死滅してしまうという、抗がん剤に比べてガンに対する特異性を高めることも可能になってきています。

もっとも、この方法が万能であればすでに改変ウイルスを用いたがん遺伝子治療が主流になっているはずですが、じっさいには我々の生まれ持っている防御機能、免疫反応 が大きな障害になっています。

現在の研究の主流は、いかにして元来備わっている免疫機能をうまく逃れて、がん細胞を殺していくかに焦点が当てられているのではないでしょうか。

今、それをうまく逃れる方法を見つけ、ガン治療効果を高められるか試しているところです。良い結果がえられることを期待して、研究しています。

11月 23, 2007

皮膚由来ヒトES細胞作成、しかしガン細胞の一種。。。

カテゴリー news, research — daichann @ 3:07 pm
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皮膚由来ヒトES細胞作成についての海外ニュース。

この発見は倫理上の問題を回避できる画期的な出来事ですが、同時に癌と正常細胞とはほんの紙一重であると示しているような気もします。癌は一部の正常細胞の遺伝的変異からおきており、癌の幹細胞 (cancer stem cells)も一部のガンでは見つかっています。遺伝変異による脱分化がおきることで、ガン幹細胞になりそれが分化し癌細胞になり増殖していく。この成果は、再生研究分野だけでなく、いろいろな分野に波及していくでしょうね。

November 20

  • Human skin cells reprogrammed to act like stem cellsCNN
  • ” ‘Milestone’ stem cell advance reported ” CNN
  • Cell News Opens Door To Drug DiscoveryForbes
  • ” Stem Cell Breakthrough Uses No Embryos ” Forbes
  • This is a very exciting advanceBBC
  • ” Skin transformed in stem cells ” BBC

November 21

  • ” Scientists Bypass Need for Embryo to Get Stem Cells ” New York Times
  • Method Equalizes Stem Cell DebateNew York Times
  • ” All sides in stem cell debate claim vindication ” CNN

November 22

  • ” Man Who Helped Start Stem Cell War May End It ” New York Times
  • Me too, too Economist
  • ” Life After Embryonic Stem Cells ” Times

Video News

  • ” Stem cell research breakthrough ” BBC
  • ” Stem cell discovery discussed ” BBC

Original Source

  • Cell ”Induction of Pluripotent Stem Cells from Adult Human Fibroblasts by Defined Factors” (PDF file) by Japanese Researchers
  • Science magazine “Induced Pluripotent Stem Cell Lines Derived from Human Somatic Cells” (abstract) by USA Researchers

10月 4, 2007

Grant writing

カテゴリー education, research — daichann @ 1:33 am
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先週のことで申し訳ないが、大学(medical center)主催の”Building the NIH Grant Proposal”というワークショップに出席した。日本ではグラントの書き方やらと、教えること自体なかなかお目にかかることは少ないだろう。しかし、アメリカでは普通にあるし、多くの大学で院生に授業として組み込まれているようだ。日本の大学と違い、アメリカの大学は政府からのお金は最小限に、多くは自分たちで調達することが普通でグラントのお金の何割かは大学の資金として徴収される。したがって、今回のようなワークショップなりセミナーを大学が開くことは何ら不思議なことではない。むしろ、せっかくのよい研究をだめな文章によって落とされる損失を考えると、PI、ポスドク、学生にグラント・プロポーザルの書き方・テクニックを教えるコストは微々たるものだろう。

さて、そのワークショップだが、朝9時から12時過ぎまで行われたが、最初から最後まで飽きもせず聞くことができ充実した内容で、実験を惜しんで行った甲斐があった。実際に書かれたapplicationもいただくことができ、話の後半はそれらを例にもちいながら話を進められた。

最初から最後までよく言ってたキーワードは、

      So, What?

シンプルだが、核心をついた言葉であるとつくづく思う。日本人には特に身にしみるんじゃないだろうか(いや、自分のことなんだが)

最後に、最近みつけた英文の書き方を紹介しているサイトのリンクを以下に記します。

9月 25, 2007

Disappointed morning seminar

カテゴリー life, research — daichann @ 11:30 pm
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Today I wake up earlier than usual because I attended to seminar beginning at 8 o’clock. As I expected to be served breakfast there, I ate nothing and drunk only orange juice at home. BUT! there was no feed. What’s going on today?? And, Powerpoint software was freezed on OS X in MacBook, which presenter has, and staff brought another Macbook and tranfered the file to there. But installed office software was trial version and expired the term! Stupid! Therefore, he changed again to another computer, which is IBM laptop. Finally seminar started after 10-15 min delay. Content was ok, but not so interesting as expected.

After seminar, I went to hospital restaurant to eat breakfast with co-workers.

Today started at a bad moment and I was sleepy.

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